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執筆者の写真田中康代

自宅でできる効果的なリンパドレナージ、3つのポイント!

こんにちは。

アピアランスケアサロン『にこりっと』の

田中康代です。


今回は、リンパ浮腫のケアの1つ

”リンパドレナージについて"書きますね。


このテーマを選んだ理由!


それは、せっかくセルフドレナージを頑張っているのに

方法が誤っているために効果が得られていないケースが多いから。


もったいないです。


3つのポイントをおさえていただければ

効果的なドレナージができますので

今日の内容を参考にしていただけたら嬉しいです。



ポイント① 「圧」

むくみの原因となっている余分な水分は、

筋肉より上の部分、皮膚の中に溜まっています。

(ここ大事!!)


筋肉を揉みほぐすような強い力加減で行ってしまうと

余分な水分は沈むだけ、流すことはできません。

強すぎる圧がむくみを進行させる場合もあるので

「圧加減」大切なポイントです。


正しい「圧」は…

赤ちゃんの頭を撫でるような軽くて優しい圧。

指先ではなく、てのひら全体を皮膚に当てて

皮膚表面を伸ばすような感覚で行いましょう。


ポイント② 「スピード」

リンパの流れは、とってもゆっくりです。

静脈角と呼ばれるリンパ液のゴール地点にたどり着くまでに

24~48時間かかると言われています。

このスピードに合わせる必要があるので、

ドレナージスピードの目安は…

1~2秒に一度くらい。

ゆっくりしたリズムで皮膚を動かしましょう。


ポイント③ 「方向」

リンパ浮腫のドレナージでは

いきなりむくんでいる部位を触りません。


この理由は、よく渋滞している道路を例に説明されます。

車の渋滞を解消したい時、渋滞の最後尾にある車を押しても解消されませんよね。

前の車にぶつかるだけ。

事故が増えて余計混乱してしまいます。

まずは1番前にいる車を移動させて、2番目の車を移動させて・・・

というふうに、通り道を開ける必要があります。


リンパ浮腫の考え方もこれと同じで、

むくみの原因となっている水分が流れる通り道を開けることから始めます。

どこから触って、どこに通り道を開けて、どの方向に流すかは、リンパ浮腫の原因や部位によって違うので、医療機関で相談してくださいね。


むくみのケアは、正しい方法で心地よく♪

むくみケアで困っていることがありましたら

お気軽にご相談くださいね。


では。





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